知ってる方には特別な情報ではありませんが、職業用ミシンと工業用ミシンの押えは共通です。
標準についてるのが「普通押え」といいます。
この押えは付け替えることが出来、種類も色々あります。
よく使う押えをご紹介したいと思います。
これは「段付き押え」といいます。1~2㎜のステッチ(コバステッチ)を均一な幅で簡単に縫う事できます。1㎜用、1.5㎜用という風に、それぞれステッチ幅が決まっていて、幅の種類も色々あります。私は1.5㎜用をよく使っています。
右と左があり、画像は右で縫った物です。縫う場所や仕様によって使いわけるととても便利です。
これは「テフロン押え」といいます。革や合皮、滑りの悪いナイロンなどを縫う時に使うと、生地がきれいに送れて縫いやすくなります。
これは「右細幅自由押え」といいます。これも右細幅と左細幅の物があります。2~5㎜巾の縫い代の時に便利です。片方は普通の押えの幅なので、生地をしっかり送ってくれて縫いやすいです。(両方細い物もあります)
また、お直しの時なども押えが入りにくい場所に使うこともあります。
他にも色々ありますが、こういう便利な道具を使って、縫製の質をあげ、失敗を減らし、服を早く完成することが出来ます。
縫い直しって、やっぱり嫌ですよね。一発できれいに縫えると嬉しいです。
ちょっとくらいの時は、わざわざ押えを変える方が面倒な時もあるので、そこは臨機応変に使い分けてみてください。