洋裁という仕事の先に


洋裁教室の第一期生は、洋裁技術コースの半ばくらいまで進みました。
初めの頃は、洋服が仕上がる喜び、楽しさを感じていた生徒さん達。
最近は、服の造り、素材などに意識が向き、「作り手」の目線が出てきたように感じます。
私にとって、それはとても頼もしく、講師としても嬉しく感じています。

今年、厚生労働省などの調査から、「共働き世帯数は1000万を超え、さらに増加中」ということがわかったそうです。
「共働き」はごく普通のライフスタイルとなりつつあるとのことです。
私の感覚(まわり)では、共働きではない世帯の方が少ないと感じます。

「生活のために働く人」「働きたくて働く人」それぞれ働く理由はあると思います。
私の場合は両方に当てはまりますが、自分の好きなこと、やりたいことで収入を得ることが出来ているのは
とても幸せなことだと感じています。
また、洋裁の仕事を通じて、人の役に立てるということや、私を頼りにして頂けることも、喜びの一つです。
生徒さんには「手に職」という、将来への安心感と同時に、
洋裁を通じて、色々な幸せや喜びを感じてもらいたいです。
その為にも、私自身、日々努力を重ねていこうと思っています。

atelier NUTE

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